また、もう一つ心にとめてほしいことがあります。
それは、かつては汚れなく、きよい存在であったにもかかわらず、罪に堕落していった、あの天使たちのことです。
神は、彼らを審判の日まで鎖につなぎ、暗黒の牢獄に閉じ込めてしまわれました。
また、ソドムとゴモラ、およびその周辺の町々に起こったことも忘れてはなりません。
これらの町は、同性愛やあらゆる種類の好色に満ち、そのために、永遠の刑罰の火で焼き滅ぼされたのです。
これらのことは、最後のさばきがあることを、後世の人々に知らせる警告となったのです。
それにもかかわらず、偽教師は臆面もなく、邪悪で不道徳な生活にふけっています。
みだらな行為によって自分の肉体を汚し、神の権威を軽んじ、さらに天使をも非難しているのです。
天使として最高の権威を持つミカエルでさえ、モーセの体について悪魔と言い争った時、あえて相手をののしったり、あざけったりはせず、「主がおまえをとがめてくださるように」と言っただけではありませんか(ダニエル10章)。
しかし、あの偽教師たちときたら、自分にもわからないことを非難し、ののしっています。
まるで動物のように、したいほうだいのことをして、自分のたましいを永遠の滅びへと追いやったのです。
ユダの手紙6-10
こちらも合わせてどうぞ
みことばを聞く態度